食べる 見る・遊ぶ

田布施町で「いちごまつり」「牡蠣まつり」 いちごの巻きずし・漁師飯も

タルタルソースや酢飯にもイチゴの果肉を入れた「いちご巻きずし」

タルタルソースや酢飯にもイチゴの果肉を入れた「いちご巻きずし」

  • 0

  •  

 山口県田布施町で2月25日、「いちごまつり」と「牡蠣(カキ)まつり」が開かれる。同町の特産品であるイチゴと馬島産カキの販促を目的に2会場で同日開催する。

馬島産焼きガキ

[広告]

 「いちごまつり」は田布施地域交流館(田布施町中央南1、TEL 0820-51-0222)が主催。同町にあるイチゴ農家7世帯は現在、最盛期を迎えており、同館にも毎朝多くのイチゴが出荷される。同館副マネジャーの久保満枝さんは「田布施のイチゴは完熟してから摘み取るため、甘さ、香り、酸味のバランスが良くおいしい」と、その特長を話す。

 イベント当日は「完熟いちご」2000パックを用意、「丸ごとイチゴソフトクリーム」(250円)、「苺大福」(290円)、「いちご米粉ロールケーキ」(650円)などのスイーツも販売する。新商品として「いちご巻きずし」(4個入り、250円)を用意。タルタルソースや酢飯にイチゴの果肉を入れ、ほんのりピンク色の巻きずしで、「恐る恐る食べてみたが、イチゴの甘酸っぱさが意外とおいしい。果肉入りの酢飯を使うことで味がマッチした」と久保さんは自信を見せる。

 「牡蠣まつり」は山口県漁協組合田布施支店(田布施町別府、TEL 0820-55-5221)が主催し、麻里府グラウンド(旧麻里府小学校・熊毛郡田布施町別府)で開く。持ち帰り用の馬島産のカキ1000キロを用意。会場では焼きガキ(3個=500円)、地元の魚介を使った炊き込みご飯「漁師飯」(300円)や漁師汁(200円)を用意する。

 同町観光協会の職員は「昨年はカキの本場である広島県からのお客さまも多く、皆さん馬島のカキは臭みがなく、おいしいとお墨付きを頂いた。濃厚な味を楽しんでほしい」と話す。「1日で田布施町の特産品が2つも楽しめる日。ぜひ2つの会場をはしごして楽しんでほしい」とも。

 開催時間は、いちごまつり=8時30分~、牡蠣まつり=10時~。売り切れ次第終了。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース