
下松市笠戸島家族旅行村(笠戸島)で3月9日、「笠戸島キッズRUNフェスタ」が開催され、市内外から約200人の小学生が参加した。
主催は「国民宿舎大城」などを運営する「下松市笠戸島開発センター」などで組織する実行委員会。地域の交流促進やスポーツの普及を目的に2020年1月に第1回を行い、コロナ禍で2度の中止を経ながらも継続している。
快晴の下、3年生から6年生まで男女別に8つのレースが行われ、3・4年生は1.1キロ、5・6年生は1.6キロのコースに挑戦した。アップダウンのあるコースでは、苦しそうな表情を浮かべながらも懸命に坂を駆け上がる選手や、最後の直線でスピードを上げる選手の姿が見られた。沿道では家族や友人が声援を送り、ゴール後には大きく息を整える選手や、笑顔を見せる選手の姿もあった。
6年生男子の部では、光市から参加した森山晴生君が優勝。「とてもうれしい。坂の上り下りがきつかったけど、スポーツ少年団での練習や自主練の成果を発揮できたと思う」と笑顔を見せた。
運営関係者は「子どもたちが楽しみながら挑戦できる場を今後も提供していきたい」と話す。