買う

周南で「民藝祭」 古道具店や作家など13組出店、民芸と手仕事の魅力伝える

来場を呼びかける中野さん

来場を呼びかける中野さん

  • 6

  •  

 「民藝(みんげい)祭」が3月23日、ギャラリー「本丁蔵部」(周南市児玉町2)で開催される。

山草の店内

[広告]

 柳井市余田で陶器や木工品などの民芸品とコーヒーを提供する店「山草」を経営する中野智樹さん夫妻が、山口県内でも「民藝」の魅力を広く伝え、若い世代に関心を持ってもらおうと企画した同イベント。

 中野さんによると、「民藝」は、美術評論家の柳宗悦(やなぎむねよし)らが日常の暮らしの中にある美しさに着目し、1925(大正14)年に提唱した民衆的工芸のこと。「民藝」が生まれて今年で100周年を迎える。

 会場には、民芸品や古道具を扱う店、作家など13組が出店。「山草」(民芸品とコーヒー)、「アトリエ すおう工芸」(民芸品)、「諸国民窯 古民芸たつの」(古陶磁)、「クリオ」(民衆的陶器)、「大久保古道具店」(古道具)、「ぎゃらりぃぷち」(郷土玩具)、「リーダン・ディート」(民芸品と本)、石丸卓央さん(木工)、舛岡真伊さん(漆アクセサリー)、「森重生活用品店」(土に還る暮らし用品、わら細工のワークショップ)、「Studio Wwwool(スタジオ ウール)」(グァテマラ織り、陶器)、「fu do ku kan bamboo」(グリーンカレー)、「食堂リズム」(リズムご飯、ぜんざい)などが並ぶ。

 中野さんは「民芸に興味があっても、どういうものなのか分からない人も多いと思う。少しでも関心のある方に来ていただき、何か心に残るものを見つけてもらえたら。気負わず気軽に来て会場の雰囲気を楽しんでほしい」と呼びかける。

 開催時間は10時~17時。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース