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周南公立大生が「まなびのほん」制作 小学一年生に配布

「まなびのほん」を手にする「SDGsアンバサダー」メンバー

「まなびのほん」を手にする「SDGsアンバサダー」メンバー

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 周南公立大学の学生が3月17日、制作した冊子「まなびのほん」を周南市教育委員会に贈呈した。

周南公立大学の学生が制作した「まなびのほん」

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 同冊子は、同大学の地域貢献推進委員会「SDGsアンバサダー」のメンバー7人が今春、小学校に進学する新一年生が友達と楽しく学ぶきっかけになればと企画し、桜ヶ丘高校の生徒4人と共同で制作した。

 「まなびのほん」はA5判・16ページのフルカラー仕様。内容は、手話や点字を取り入れたコミュニケーションの工夫、周南市出身の詩人まど・みちおさんの作品を通じた学び、徳山動物園の動物を題材にした色彩の仕組み、地元の食材を活用した栄養教育などを盛り込んだ。1000部印刷し、費用は同委員会がカーボンニュートラル啓発活動として育てたブルーベリー販売の収益から賄った。

 この日は、「SDGsアンバサダー」メンバー6人が周南市役所を訪れ、藤井律子市長と厚東和彦教育長に「まなびのほん」を手渡した。「まなびのほん」は今後、周南市内小学校の新1年生にも配布するという。

 プロジェクト代表の廣瀬彩乃さんは「『まなびのほん』をきっかけに友達同士でコミュニケーションを取ったり、親御さんと関わったりする機会が増えたらうれしい。この冊子を通して楽しく学んでもらえたら」と話す。

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