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光市で劇団「たね蒔く人たち」設立20周年公演「お金持ちと靴屋さん」

来場を呼びかける「たね蒔く人たち」

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 劇団「たね蒔(ま)く人たち」が3月27日、設立20周年記念公演「お金持ちと靴屋さん」を光市民ホール(光市島田4)小ホールで上演する。

「お金持ちと靴屋さん」の稽古の様子

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 同劇団は、俳優・演出家の高橋聖子さんを中心に2003(平成15)年に結成、翌年にNPO法人化した。高橋さんの「地域の子どもたちに生の舞台を届けたい」との思いで活動を始め、現在は市民ミュージカル出演者など9人が所属する。県内外の小中学校や幼稚園・保育園などを巡り、これまで300回以上の公演を行ってきた。

 上演する「お金持ちと靴屋さん」の原作者は、フランスの詩人ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ。貧しいながらも歌を愛する靴屋の下に現れた富豪が「金貨をやるから歌わないでほしい」と告げる。大金を手にした靴屋が本当に幸せになれるのかを問いかける内容で、脚本はたつの素子さん、演出は高橋聖子さんと梅津敏英さんが手がける。衣装や舞台装置はすべて劇団メンバーが手作業で仕上げた。

 同劇団事務局の小林久美さんは「20年間続けてこられたのは、舞台を共につくってきた仲間と、応援してくださった地域の皆さんのおかげ。生の舞台を見に来てほしい」と話す。

 19時開演。チケットは、大人=2,000円、小中高生=1,000円(当日券は各300円増)。

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