
徳山動物園(周南市徳山)で4月16日、千葉県富里市で生まれた雄のポニーの一般公開が始まった。
2023年5月17日に生まれた同ポニー。現在の体高は107センチ。4月2日に同園に到着し、2週間の検疫期間を経て4月16日、来園者の前に姿を見せた。展示場ではのんびりと草を食べる様子が見られた。
園ではこれまで2頭のポニーを飼育していたが、いずれも20歳を超える高齢の個体で、イベントへの参加などが難しくなっていた。新しく仲間入りしたポニーには、今後乗馬体験などでの活躍を期待し、迎え入れた。
ポニーの愛称を決める投票も受け付けを始めた。候補は「カノア」(以前飼育されていた施設での呼び名)、「チャチャ」(茶色の毛色と誕生日が「お茶漬けの日」だったことから)、「スバル」(誕生日の星座、牡牛座にちなんで)の3案。園内の展示場所や徳山動物園公式LINEで、4月20日まで投票を受け付ける。結果は4月21日、SNSを通じ発表する。
飼育員の佐藤優里さんは「人懐っこい性格なので、イベントなどでも活躍して、園の人気者になってほしい」と話す。
開園時間は9時~17時(入園は16時30分まで)。入園料は、大人=600円、小中学生=300円、未就学児無料。