
地域イベント「まんどころ来てみん祭」が5月3日、周南市新南陽地区のゆめ風車通り一帯で開催される。
主催は地域住民らから成る実行委員会。1998(平成10)年、県道3号線沿いの空き地を活用して始まり、2003(平成15)年には「ゆめ風車通り」の整備に合わせて再スタートした。以降は永源山公園の「つつじ・ゆめ風車まつり」と連携し、毎年5月3日に開催する地域の恒例行事となっている。
24回目となる今年は、ゆめ風車通りにある4カ所のポケットパークに加え、新南陽駅方面までエリアを拡大。フリーマーケットや地元店舗、ハンドメード作家など約100店が出店する。キッチンカー13台も並び、クレープやスパムむすび、スパイスカレー、焼きたてクロワッサン、抹茶ラテなどを販売する。
「フジ新南陽店」(周南市政所2)駐輪場付近に「こども広場」を設け、周南公立大生によるモルック体験コーナー、南陽工業高校によるロボット、こま体験コーナーなどを用意する。
本部となる徳本工務店(土井1)横の駐車場にはステージを設け、新南陽高校吹奏楽部による演奏やダンス、歌、巫女(みこ)舞などを披露する。祭りの名物となっている手作りうどんはコロナ禍を経て復活する。
同実行委員会の徳本裕子さんは「地域の住民が大好きな地元をもっと多くの人に知ってほしくて始めた祭り。今年はエリアも広がり、まちぐるみのイベントになってきた。散歩がてら一日かけてゆっくり楽しんでもらえたら」と呼びかける。
同日、TOSOH PARK永源山(永源山公園)で「つつじ・ゆめ風車まつり」、まどころ商店街駐車場で「まんどころマルシェ」も開催。コラボ企画として、会場内6カ所を巡るスタンプラリーも行う。
開催時間は9時~15時。駐車場として富田東小学校グラウンドを開放する。