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周南・ミルトンコーヒーが移転 焙煎所併設カフェに

店内の様子

店内の様子

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 スペシャルティコーヒー専門店「ミルトンコーヒーロースタリー」が4月25日、焙煎(ばいせん)所を併設し、飲食提供を行う「ロースタリーカフェ」として周南市児玉町に移転オープンした。

ミルトンコーヒーロースタリーで提供するメニュー

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 2005(平成17)年に創業、スペシャルティコーヒー専門店として、南米の生産者から直接買い付け、輸入、焙煎、販売までを一貫して手がける同店。これまで花畠町に本店兼焙煎所、久米店の2店舗で運営。創業20周年を機に本店の移転を決意し、児玉町の複合施設に出店した。店舗のコンセプトは「五感で楽しむコーヒー体験」。焙煎時の香りや音を感じながら、コーヒーの味を楽しめる空間を整えた。新たに、食事の提供に加えて、コーヒーの入れ方や味を学べる講座も展開する。

 店舗面積は約132平方メートル。席数は、店内36席、テラス13席。大きな窓から光が入る開放的な空間に、赤と白を基調とした内装とタイル張りの注文カウンターを備える。奥には焙煎機を設置した作業スペースがあり、店内から豆の焙煎や仕分けの様子を見ることができる。

 ドリンクメニューは、エスプレッソ(500円)、アメリカーノ(570円)、カフェラテ(650円)、カスカラティー(550円)など。このほか、クロワッサンのオープンサンドプレート(有機野菜ベジィ=1,690円、厚切りローストビーフサンド=1,890円)、スペシャルティコーヒーを使ったソフトクリーム(650円)なども用意する。コーヒー豆(100グラム=1,300円~)は15種類程度用意する。

 当日行ったオープニングセレモニーでは、日本と中米5カ国の外交関係樹立90周年を記念し、ニカラグア共和国のサンディ・アナベル・ダビラ・サンドバル駐日特命全権大使が出席。テープカットや来場者との交流、コーヒーの種まきセレモニーなどを行った。

 田中大介社長は「毎年コーヒー産地に足を運び、直接買い付けを続けてきた積み重ねがようやく形になった。お客さまや生産者の支えがあってこそ。おいしいコーヒーとともに、学びや交流が生まれる場になれば」と話す。

 営業時間は8時~18時。

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