
「河村醤油(しょうゆ)」(光市浅江7)が5月17日、キッチンカー運営事業を始める。
1919(大正8)年創業で106年の歴史を持つ同社では現在、「心と体に笑顔を届ける」を目標に掲げ、伝統の味を守りながらブランドの再構築を進めている。5月初旬にロゴを刷新し、「笑顔のわ」「人と人のわ」「日本のわ」の三つの意味を込めた「丸」をデザインに採用した。
リブランド事業の一環として始めたというキッチンカー運営事業は、「旅する河村醤油」をテーマにブランドの世界観を伝えることを目的とする。キッチンカーは白色を基調に、新ロゴマークや今後の海外展開を見据えた「KAWAMURA」の文字、赤い円、波をイメージした三角形のモチーフをあしらう。のぼりや看板も含め統一感を持たせた。
販売する商品は、鹿野高原豚を使った「香ばし醤油焼きそば」、「長州鶏の濃旨からあげ」(以上、600円)など。
河村光昭社長は「焼きそば専用しょうゆを使い、だしのこくと香ばしさを生かした和風の味。心と体に笑顔を届けるという思いを形にしたキッチンカーで、当社を知ってもらうきっかけになれば」と話す。
キッチンカー出店は5月17日、徳山駅前図書館前広場の「しゅうなん地域マーケット」で行う。営業時間は10時30分~15時30分。