
小型百貨店「山口井筒屋 周南ショップ」(周南市銀座1)が6月4日、商業施設「徳山デッキ」1階に移転オープンした。
同店は、2013(平成25)年2月、県東部で唯一の百貨店だった近鉄松下百貨店の閉店に伴い同年6月、銀南街にサテライトショップを出店。2017(平成29)年には銀南街内で売り場を整備し、以降7年間にわたり地域の買い物需要を支えてきた。今回、徳山デッキ1階の業務スーパー向かいに新店舗を構え移転した。
売り場面積は約120平方メートル。婦人服、洋品雑貨、食品、ギフト商品などを取りそろえる。新たに、コスメ・ファッションブランド「MARY QUANT(マリークワント)」、これまで催事扱いだった洋菓子ブランド「ヨックモック」の常設販売も始めた。銀南街で営業していた青果店「フルーツブティック・カージュ」は「山口井筒屋 周南ショップ」店内に併設・移転し、これまで同様、果物やスイーツを販売する。
オープン初日のこの日は開店前から行列ができ、多くの来店客でにぎわった。店長の藤本真生さんは「百貨店ならではの品質とサービスを今後も提供したい。移転を機に、より身近に感じていただけたら」と話す。
営業時間は10時~18時。