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下松・大城で「笠戸ひらめ定食」再開 出荷停止から8カ月ぶり

「笠戸ひらめ定食」

「笠戸ひらめ定食」

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 下松市の国民宿舎大城(笠戸島)で6月2日、出荷停止を受け中止していた地元特産の「笠戸ひらめ」を使ったランチメニュー「笠戸ひらめ定食」の提供が再開された。

笠戸ひらめを調理する二宮賀照料理長

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 笠戸ひらめは、下松市栽培漁業センター(同)が養殖・出荷する地元ブランド魚。昨年9月、猛暑による海水温上昇の影響で約6000匹が衰弱死し、出荷が停止されていた。出荷再開は5月7日で、大城では8カ月ぶりのメニュー復活となる。

 館内レストラン「ソワール」のランチメニューで提供する「笠戸ひらめ定食」(2,750円)は、ヒラメの刺し身や骨煎餅、魚介のごましょうゆ漬け、ヒラメの骨からだしをとった吸い物などを組み合わせている。刺し身にはその日の朝に水揚げされたばかりのヒラメを使う。このほか「刺身・長州どりのから揚げ定食」「刺身定食」(以上、1,650円)でもヒラメの刺し身を提供する。

 宿泊プランは、釜飯やしゃぶしゃぶを提供する「ひら得宿泊プラン」(平日=1万9,400円、休前日=2万1,050円)も用意する。釜飯としゃぶしゃぶなどに笠戸ひらめを使う。

 料理長の二宮賀照さんは「鮮度とコリコリした食感が魅力。一年を通しておいしく味わえる笠戸ひらめをぜひ食べに来てほしい」と呼びかける。

 支配人の保正秀幸さんは「8カ月ぶりに提供を再開できて本当にほっとしている。ヒラメを楽しみに来られたお客さまに、ようやく応えられるようになった」と話す。

 ランチの提供時間は11時~14時30分。レストランは火曜・水曜定休。

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