
道の駅「ソレーネ周南」(周南市戸田3)で6月14日、萩市須佐のイカと周南市のタコをPRするイベント「いか・たこ祭り」が開かれた。
主催は周南市水産振興協議会などで構成する実行委員会。萩市須佐特産の「須佐男命(すさみこと)いか」と、周南市近海で水揚げされ「しゅうなんブランド」に認定されている「周南たこ」の魅力を発信した。須佐男命いかは、地名の由来にもなった「須佐之男命(スサノオミコト)」の伝説にちなんで名付けられた。
会場では、イカ刺し・タコ刺し300人分が振る舞われたほか、活イカ(40キロ分)、ゆでだこ(117パック)、たこ飯などを販売。販売ブースには行列ができ、いずれも早々に完売となった。
生きたイカやタコに直接触れられる体験コーナーも設け、イカが勢いよく水を吹き出す様子や、タコの吸盤が手にくっつく感触に、子どもたちの歓声が上がった。
「しゅうなんおさかな大使」を務めるお笑い芸人・いかちゃんがステージに出演。観客を巻き込んだネタやじゃんけん大会を行い、優勝者には活イカとゆでだこが贈られた。いかちゃんは「日本海、瀬戸内海ならではのぶりんぶりんできゅぴんきゅぴんなイカとタコをよろしくお願いします」と呼びかけた。