
下松市を拠点に活動する社会人女子バスケットボールチーム「笠戸ブレイブスター」が6月26日、2025年シーズンの決起集会を市民交流センター「きらぼし館」(下松市西豊井)で行った。
これまで日立製作所笠戸事業所の女子バスケットボール部として活動していたが、昨年4月に一般社団法人を立ち上げ発足した「笠戸ブレイブスター」。現在西日本SB2リーグに所属し、昨シーズンはリーグ3位でシーズンを終え、SB1昇格には届かなかった。
2025年シーズンは新人6人が新加入し、選手13人で新体制を編成。7月12日・13日は徳山看護専門学校体育館(周南市東山町)で西日本SB2リーグ開幕戦を控える。
決起集会は2部構成で、第1部では選手紹介や決意表明を行った。第2部は来賓やスポンサーを交えて懇親会を開き、選手やスタッフが新シーズンに向け思いを共有した。
ヘッドコーチの梅田貴之さんは「昨シーズンは最終戦残り1秒で追いつかれ、延長で敗れた悔しさが残っている。今年こそ全勝でリーグを制し、入れ替え戦を勝ち抜いて昇格を果たしたい」と話す。
キャプテンの山野沙彩さんは「身長で劣る分、アグレッシブなディフェンスやスピード、平面のズレを武器に全勝優勝を目指す。リバウンドやボックスアウトも徹底し、チーム一丸で戦いたい」と意気込む。
開幕戦は播磨ホワイトバックス(兵庫県)と対戦する。7月12日は12時30分開場、14時試合開始。13日は8時30分開場、10時試合開始。