
子ども向けワークショップイベント「クリエイティブキッズキャンプ2025」が8月10日、徳山駅前賑(にぎ)わい交流施設(周南市御幸通2)で開催される。
徳山工業高等専門学校の「名前入り消しゴムホルダーをつくってみよう」体験(写真提供=クリエイティブキッズキャンプ)
主催は、地域のクリエーターや教育機関、企業などで構成する「クリエイティブキッズキャンプ実行委員会」。プログラミングやロボット、デザイン、ものづくりを通して子どもたちの創造力や表現力を育むことを目的に2018(平成30)年に始まり、今年で6回目。今回は規模を拡大し、初の2会場構成で行う。
交流室2では、3次元CADソフトで設計し造形する「消しゴムホルダーづくり」(徳山工業高等専門学校)や、金属板パーツを組み立てて作る「恐竜模型」(末武工業所)、化学反応で作る「スーパーボールづくり」(日本ゼオン)など、ものづくりを体験できるブースを展開。ネイルアート体験、教育用レゴを使ったプログラミング体験、アプリゲーム「どうぶつクライシス」を使った囲碁体験なども用意する。
交流室1では、市内のプログラミング教室に通う小中学生約45人が出展し、Scratch(スクラッチ)で制作したデジタル作品を展示。来場者はゲームを試遊できるほか、簡単な改造を加えてプログラムの仕組みを体験することもできる。
実行委員会代表でウェブデザイナーの斎藤寛和さんは「昨年よりもさらにパワーアップし、多くの子どもたちが楽しめるよう工夫を凝らした。さまざまなワークショップを取りそろえているので、夏休みの最高の一日にしてもらえたらうれしい」と話す。
開催時間は10時~16時。ワークショップはすべて当日受付制。