
「下松公共職業安定所(ハローワーク下松)」(下松市東柳1)が7月25日、公式キャラクター「ハニーワーくん」を発表し、併せて公式LINEアカウントを開設した。
同キャラクターは、若年層に向けた情報発信を目的に、所内公募で決定した。山口県内の公共職業安定所では、柳井の「ハロやなちゃん」に次ぎ2例目となる。
「ハニーワーくん」は、下松市の天王森(てんのうもり)古墳から出土した巫女(みこ)埴輪と、光市の冠山総合公園の梅をモチーフにした「埴輪(はにわ)王国の王子」という設定。巫女埴輪に会うために旅をしており、梅の花をかたどった絨毯(じゅうたん)に乗った姿が特徴。
デザインと設定を手がけた同所雇用指導官の松野理絵さんは「ハローワークは『硬い』『雇用保険をもらう場所』というイメージが強いが、かわいいキャラクターがいることで、若い世代にも親しみを持ってもらえたら。ハローワークを最後の砦(とりで)ではなく、未来を切り開くための頼れるパートナーとして感じてほしい」と話す。
「ハニーワーくん」は、今月開設した同所のLINEアカウントのアイコンにも採用。今後は求人情報やセミナー、説明会などの情報発信を行う。