
カンロ(東京都)が8月29日、創業の地・光市で生まれたロングセラー「カンロ飴(あめ)」の発売70周年を記念した「カンロ飴70周年プロジェクト」を発表した。
「カンロ飴」は1955(昭和30)年に発売。創業者・宮本政一がしょうゆを使った和の甘じょっぱい味を追求して開発した商品で、全国的にヒットした。発売以来パッケージの刷新や原材料の見直しを重ね、2018(平成30)年には調味料(アミノ酸)を使わない配合に変更。シンプルな素材を生かした優しい味わいと、開けやすい「ひねり包装」で親しまれている。2020年に始まった取り組み「カンロ飴食堂」では、カンロ飴を使った料理やスイーツを提案し、カンロ飴の新しい魅力を発信する。
70周年を迎え、新ブランドメッセージ「やさしくありたい」を設定。夕暮れをテーマにした世界観を打ち出し、小粒サイズの新商品(10月発売予定)やコラボ商品の展開、代官山蔦屋書店や原宿「ハラカド」でのイベント開催を計画する。光市と協力して「カンロ飴食堂」を通じた町おこしや食文化の発信に取り組む。
この日行われた70周年発表会で、芳岡統市長は「私たち光市民にとってカンロ飴は、生活の中で当たり前にある存在。カンロ飴を使ったメニューとの相性の良さに着目し、地域の魅力を一緒に発信していきたい」と話した。村田哲也社長は「70年の感謝を込め、これからも優しい味わいを届けていきたい。光市をはじめ、当社の拠点のある地域はカンロを支える基盤。創業の地を大切にし、地域と共に発展していきたい」と話した。