
パン店「久保製パン所」(平生町竪ケ浜)が県道23号光上関線沿いにオープンして2カ月がたった。
店主は田布施町出身の久保博樹さん。大阪の辻調理師専門学校を卒業後約10年間、京都のパン店などに勤務。2015(平成27)年にドイツへ渡り、ワイナリーやレストランなどでわせて3年間経験を積んだほか、フランスでもパンの研修を受けた。今年8月8日、菓子店「モントロー平生店」跡に同店を開いた。
ラインアップは、フランス産小麦を使ったバゲット(260円)や山口県産小麦を使った食パン(280円)、フォカッチャ(150円)、ベーグル(220円)、クロワッサン(200円)、キウイ、柿、白イチジクなど季節の果物を使ったデニッシュ(各280円)やチョコチップやラムレーズン、金時栗あん、アプリコット、洋ナシなどを使ったブリオッシュ(180円~)、自家製ハム&チーズサンド(380円)、ベーコンエピ(200円)、フォカッチャピザ(360円)など。
店頭では、松本洋菓子店(柳井市新庄)のサブレ和三盆や和三盆クッキー(以上、200円)、チョコチップクッキー、コーヒーとナッツのクッキー(以上、250円)のほか、週末限定でタルトを販売する。
久保さんは「お客さまの生活の一部になれる店を目指し、子どもから年配の人までが手に取りやすいパンを作りたい。今後はサンドイッチやソーセージなど総菜パンにも力を入れていく。気軽に立ち寄ってほしい」と呼びかける。
営業時間は9時~18時。木曜定休。