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田布施にカヌレと雑貨店 地元しょうゆ使った和風カヌレも

来店を呼びかける「ツバメ舎」店主の松村さん

来店を呼びかける「ツバメ舎」店主の松村さん

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 カヌレと雑貨を扱う店「ツバメ舎」(田布施町麻郷)が12月13日、田布施町にオープンした。

田布施町のカヌレと雑貨を扱う店「ツバメ舎」のモール人形やイラスト、布小物が並ぶディスプレイ

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 店主は柳井市出身の松村桂子さん。大学卒業後、デザイナーとして大阪や京都の文具メーカーで商品開発に携わり、デザインやディスプレーを担当してきた。2012(平成24)年に帰郷し、子どもの独立をきっかけに、以前から好きだったお菓子作りや手作り作品を生かそうと店を開いた。

 コンテナを使う店舗の面積は約22平方メートル。店内の厨房(ちゅうぼう)で焼き上げたカヌレを販売するほか、松村さんが手がけたモール人形やイラスト、娘2人が制作した布小物やイヤリングも並べる。

 看板商品のカヌレは、ベースに柳井市「重枝醤油(しょうゆ)醸造場」の甘露しょうゆを使い、外はカリッと、中はもちっとした食感に仕上げた。松村さんは「しょうゆは甘みと塩みのバランスがよく、カヌレの味を引き立ててくれる」と話す。カヌレは、プレーン(300円)、抹茶、ごま、ほうじ茶、リンゴとシナモンのフルーツ(350円~)などを日替わりで提供する。

 モール人形は、テディベアやネコなどをモチーフに2.5~3センチほどのサイズで制作し、アクリルドームなどに収めて展示販売する。

 店名は、松村さんが好きなツバメと、人が集う場所という意味を込めた「舎」を合わせた。松村さんは「私が好きなものを集めた店。いつまでもいられるような、人が自然と寄り添える場所にしたい」と話す。

 火曜、土曜のみ営業。営業時間は12時~16時。営業日は今後増やす予定で、インスタグラムで告知する。

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