就労継続支援B型事業所「グリップ」(周南市桜木2)を運営する「ぷらねっと」が2026年2月中旬に始める制服リユース事業に向け、周南市と下松市の小中高校で使用された制服の回収を進めている。
成長によりサイズが合わなくなった制服や、卒業により不要となった制服を回収し、再生して販売する。制服の価格負担に悩む子育て世代の声と、「社会の役に立つ仕事がしたい」「地域とつながりたい」という障害のあるスタッフの思いを背景に事業化した。制服は価格が高く使用期間が限られる一方、少子化の影響で兄弟姉妹や近隣で譲り合う機会が減っていることも、事業を立ち上げるきっかけになったという。
詰め襟やブレザー、小学校の半ズボンやスカートのほか、体操服、学用品、赤白帽などを対象とする。名前の刺しゅうが入ったものや、ボタンの欠品、染みや汚れ、破損があるものも受け付け、状態の良い物は買い取りにも対応する。
同事業では、制服の再生工程を就労訓練の場として位置付け、利用者がクリーニングや補修を行う。アイロンがけやボタン外し、補修など複数の工程を設け、作業を通じて利用者それぞれの得意分野を見つける機会につなげる。
所長の岡田秀星さんは「制服リユースは工程が多く、一人一人の強みを見つける場にしたい。ここで働く人たちの仕事が地域と交わり、制服が世代を超え人から人へとつながっていく、その循環のハブになれたら」と話す。
事業所への持ち込みで回収する。営業時間は10時~18時。土曜、日曜、祝日定休。