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徳山駅周辺でクリエーティブイベント プログラミングやロボット製作体験も

イベントをPRする両実行委員の齋藤さん(左)と松本さん(右)

イベントをPRする両実行委員の齋藤さん(左)と松本さん(右)

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 周南市立徳山駅前図書館で8月11日、「クリエイティブキッズキャンプ」が開かれ、徳山商店街と徳山駅周辺では「徳山あちこちマルシェ」が同時開催される。

全国高専ロボコン2013の優勝ロボット「色とりドリィ」による縄跳びチャレンジ

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 「クリエイティブキッズキャンプ」は、子どもたちがロボットやプログラミング、デジタルファブリケーションに触れることで創造的な考えを育み、興味を持つきっかけをつくることを目的とし、徳山工業高等専門学校・徳山大学をはじめとした学生ボランティアにより企画、運営。地域の教育機関、企業やクリエイターによる、ロボット、プログラミング、デザイン、クラフト、ネイルアートなど、主に小中学生を対象としたワークショップや体験ブースを用意する。

 同施設2階のインフォメーションスペースでは、徳山工業高等専門学校チームが製作し「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2013」で優勝したロボット「色とりドリィ」による縄跳びチャレンジを開く。

 3階の交流施設では、自立歩行する小型ヒューマノイドロボット「NAO」や手のひらサイズのミニドローン、カメラ搭載型ロボットをタブレットで遠隔操縦する体験ブースや、初心者向けプログラミングツール「スクラッチ」による文字遊び、線に沿って動くロボット「ライントレーサー」の操作、「リボンデコレーション」(材料費=800円)、「ハーバリウム」(同=1000円)、「ミニ畳作り」(無料)などのワークショップなどもある。

 徳山高専ロボコンチーム監修のワークショップ「サッカーロボットをつくってみよう」(同=1000円)では、100円ショップなどで買える材料を用い、リモコン操作でキャップを飛ばせる「サッカーロボット」を製作。2階のインフォメーションスペースで、参加者が作製したサッカーロボットによるトーナメント戦「チャレンジカップ2018」を開催する。

 ホテルサンルート徳山(周南市築港町)では、YICキャリアデザイン専門学校のクリエーティブイベントとして、SHISEIDOや無印良品のデザインを手掛ける山口県出身のグラフィックデザイナー新村則人さんが特別講演を行う。終了後は徳山駅1階団体待合室で、学生や参加高校生の作品講評会を開く。

 同日開催される「徳山あちこちマルシェ」は、今回で9回目。「大人も!子どもも!学びと体験のアミューズメントタウンへ」をテーマに36店が出店する。

 ヘアゴムや指輪、ネックレスなどのアクセサリーやレザー小物、ゼリーキャンドル、ネームプレートなど、手作り作家によるワークショップや、蜂蜜採取やポニーとの触れ合い、朝搾りミルクを使ったバター作り、楽器演奏など体験ブースがある。飲食ブースではかき氷やレモネード、焼き団子、チキン南蛮バーガー、ホットドッグなどを販売する。

 クリエイティブキッズキャンプ実行委員でウェブデザイナーの齋藤寛和さんは「たまたま同じテーマで同日開催することとなり、人気イベント『徳山あちこちマルシェ』と連携でき光栄。これをきっかけに子どもたちにテクノロジーに興味を持っていただけたら」と話す。

 クリエイティブキッズキャンプの開催時間は10時~15時。サッカーロボット製作の受付時間は9時30分~。徳山あちこちマルシェの開催時間は10時~17時。新村則人さんの特別講演会は10時~12時。受付時間は9時30分~。

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