食べる

周南市栄町にラーメン店「鶏そばカヲル」 黄金色に透き通る「清湯スープ」で

店舗前に立つ店主 井本崇士さん

店舗前に立つ店主 井本崇士さん

  • 0

  •  

 周南市栄町に11月20日、ラーメン店「鶏そばカヲル」(TEL 0834-34-0393)がオープンした。

黄金色に透き通る清湯スープの鶏そば塩

[広告]

 店主は、もともとはアパレルメーカーで働いていたという井本崇士さん。東京のラーメン店で修業を積み、友人らと台湾でラーメン店を出店。20年間周南を離れていたが、「地元でも何か貢献できれば」と結婚を機に妻・郁(かおる)さんと共に周南に戻り同店を開いた。店名は郁さんの名前と「スープの香りを堪能してほしい」という思いを込めて付けた。

 場所は徳山商工会議所近く、コーヒー専門店「れんが屋」の跡地。「カフェのような雰囲気で女性客でも入りやすいように」と、店内は白を基調とした清潔感のある空間を意識した。店舗面積は25坪、席数はカウンター6席、テーブル14席の計20席。

 スープは山口県の銘柄鶏「長州どり」と「高森ハーブ鶏」を中心とした地元食材から作った黄金色に透き通る「清湯(チンタン)スープ」。「さっぱりとした味わいの中に鶏のうま味を強く感じる」という。麺は「モチモチとして喉越しが良く、小麦の味も強い」という中太ストレート麺。味は、萩市産「萩(はぎ)の塩」を使った塩と、周南市の老舗「福原醤油(しょうゆ)」と「吉田屋醤油(アサヒワシ醤油)」を使ったしょうゆの2種類を用意する。

 メニューは、「鶏そば」(塩・しょうゆ、各700円)、「鶏そば味玉」(800円)、「鶏そばチャーシュー」(850円)、「鶏そば全部のせ」(950円)。台湾時代にも出していたメニューにさらに改良を加えた「トマトラーメン」(750円)も提供。イタリア産トマトのスープに鶏肉、小松菜、チーズをトッピングしたラーメンで、残ったスープにご飯を追加しリゾットとして食べることもできるという。

 サイドメニューは「鶏の唐揚げ」(300円)、「チャーシューご飯」(200円)、「おつまみチャーシュー」(400円)、「おつまみメンマ」(300円)など。ドリンクはビールやジュースのほか、地元周南の酒蔵の日本酒「中島屋」「原田」「毛利」(以上650円)などの銘柄を用意。近くのビジネスホテルの宿泊客にも好評という。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時~21時。日曜・祝日定休。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース