バー「徳山夜喫茶 雫」（周南市若宮町2）が9月7日、周南のPH通りにオープンした。

天蓋付きの座敷席

　鳥取県出身で店主の松嶋和夫さんは、横浜のインターコンチネンタルホテルで約2年間バーテンダーとして経験を積み、友人の誘いで昨年6月、周南に移住。東京からIターンした調理スタッフの波賀野瑞希さんと共に同店をオープンした。

　紺色を基調にした店内には額縁やフェイクグリーンを飾り、天蓋付きの座敷やDJブースも設置。松嶋さんは「女性だけでも入りやすいようBGMや照明も明るめにし、楽しく居心地の良い空間を目指した」と話す。店舗面積は約30坪。席数は、カウンター席4席、テーブル席4席、座敷席4席。

　メニューは女性の好みを重視し、「ティラミス風カクテル」や卵黄とワインをシェイクした「ポートワインフリップ」、ブランデーをベースにしたミルクセーキ「ブランデーエッグノック」などのデザートカクテルをはじめ、「フローズンピーチほうじ茶」「自家製バニラシロップのミルクセーキ」「ノンアルフローズンピニャコラーダ」など、ノンアルコールカクテルを意味する「モクテル」を用意する。カクテルの価格帯は800円～1200円。ノンアルコールは750円。

　フードメニューは、ビナグレッチソース添えフィッシュフリット（600円）やチキングリル（600円）、ローストビーフ（700円）、キーマカレー（800円）、ガトーショコラ（500円）などをそろえる。

　松嶋さんは「女性やバー初心者にも気軽に来てもらえるような入門的バーを目指したい。メニューもアップグレードしていくので、何度も足を運んでもらえたら」と呼び掛ける。

　営業時間は17時～24時。水曜、木曜定休。