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周南エリアの公立小中学校が休校延長へ 新型コロナ感染確認受け決定

記者会見を行う藤井律子周南市長

記者会見を行う藤井律子周南市長

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 下松市と周南市で新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを受け、周南3市の教育委員会は4月6日、公立小中学校の臨時休校期間を延長すると発表した。
【2020年4月7日追記:光市の公立小中学校の入学式・始業式は、当初、4月8日、9日に行う予定でしたが、当面延期すると発表されました。】

下松市新型コロナウイルス感染症対策本部会議の様子

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 臨時休校期間は、下松市・周南市=4月8日~4月19日、光市=4月8日~4月17日。

 入学式や始業式は、下松市は学校再開まで延期、周南市は中止する。光市の入学式は、市立小学校=4月9日、市立中学校=4月8日、始業式は、市立小・中学校=4月8日で規模を縮小して行う。

 国井益雄下松市長は「子どもたちにとって新学期は楽しみの一つなので、小・中学校は再開したかったが、現在の状況では始業式の開始は厳しいため、苦しい判断をした」と話す。

 藤井律子周南市長は「4月5日夜に、国井下松市長、市川熙光市長と電話で話した。周南市、下松市、光市が一体となって感染拡大防止の対策を立てていこうという話になった。同じ医療圏として一緒に連携してやっていきたい」と話す。

 同日、県教育委員会は、周南地域内の県立高校10校と総合支援学校2校の休校を発表した。始業式は行わず、入学式のみ感染防止対策を徹底した上で行う。

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