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下松・園児がアーティストになりきり作品を展示 ムンクの「叫び」の模写絵も

ムンクの模写絵の前で、「叫び」のポーズをする園児

ムンクの模写絵の前で、「叫び」のポーズをする園児

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 下松市の花の子保育園とひだまり保育園(両園とも下松市西豊井)の園児らによる作品展示会が、現在、下松市駅南市民交流センター「きらぼし館」(下松市西豊井、TEL 0833-48-6080)2階・交流サロンで開催されている。

ムンクの模写絵が並ぶ会場

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 4回目を迎える同展示会。「平和」をテーマに、両保育園の園児ら90人がアーティストになりきり制作した名画の模写絵やステンドグラス風の作品など約120点を展示する。

 これまで、ゴッホの「ひまわり」やレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」などを模写し、同展覧会の名物になっている名画の模写絵。今年は、エドヴァルド・ムンクの「叫び」を色紙用紙に黒色絵の具一色でダイナミックに描いている。制作した園児は「困っている目が難しかった」と話す。

 そのほか、赤い絵の具を付けた手形を金魚に見立てて描いた0歳~1歳児の作品「きんぎょ」や、さまざまな色のシールで飾り付けられたハト型の作品「Peace」も展示されている。

 平山敬子園長は「今年は新型コロナの状況を受け、テーマを『平和』に思い思い制作してもらった。シールの貼り方一つを取っても、重ねて貼る子もいたり、並べて貼る子もいたり、大人にはない園児の個性が現れている。子どものいつもと違った一面を見つけるきっかけになれば」と話す。

 開催時間は9時~21時。月曜休館。8月27日まで。

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