周南の模型愛好家による「世界の旅客機展」 世界各国の航空会社・メーカーのプラモデル約500機を展示

展示された旅客機と俵さん

展示された旅客機と俵さん

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 「ピピ510」(周南市糀町)展示ホールで1月15日、「世界の旅客機展」が始まった。

各国の首脳専用機

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 飛行機専門の模型作家で周南模型愛好会会長の俵義紀さんが製作した、旅客機のプラモデル約500機を展示する同展。会場には、ボーイング、エアバス、ボンバルディアなど世界の飛行機メーカーや航空各社のプラモデルがズラリと並ぶ。

 約30年にわたり飛行機のプラモデルを製作してきたという俵さんは「小さいころはパイロットになりたかったが、視力が悪く夢をあきらめた。旅客機だけではなく戦闘機なども製作しており、まだまだたくさんの飛行機が自宅の『格納庫』に並んでいる」と話す。

 全日空が中国線就航20周年記念としてパンダを描いた「FLY!パンダ」、歴代のポケモンジェットなどの特別塗装機、昨年12月に開催された日露会談でプーチン大統領が乗ったロシア大統領専用機(IL-65)、日本政府専用機など話題の旅客機も展示する。

 観覧に訪れていた夫婦は「これだけ盛大に並ぶと壮観。ただ奥さんの許しを得るのが大変そう」と笑顔を見せていた。

 俵さんは「昔、プラモデル作りに熱中していた人や、パイロットやスチュワーデスに憧れていた人も見に来てほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は9時30分~17時。入場無料。1月31日まで。

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