特集

周南エリアの注目プレイヤーに聞く(周南経済新聞ZINE 2025春号)

インタビュー・周南エリアの注目プレイヤーに聞く

 新たな動きが広がる周南エリア。地域と関わりながら挑戦を続けるプレイヤーたちに、彼らの想いやこれからの展望を聞きました。さまざまな視点で生まれる変化が、まちにどんな影響をもたらすのか。周南経済新聞は、地域で挑戦し続ける人々の姿をこれからも伝え、広げていきます。
 


人と人、ものとことが巡る場所「ダラハラ」
スパイスカリー屋「ダラハラ」 店主・原田寛司さん

 カレー店「ダラハラ」は、ただの飲食店ではない。

 旅人、アーティスト、料理人、占い師が立ち寄り、ふとした出会いが新たな縁を生む。カウンター8席の店がライブ会場になったり、占い師がタロットを広げたり、古着屋がポップアップショップを開くことも。

「たまたまの出会いが誰かのチャレンジにつながる。人と人、ものとことが巡る“循環”を大事にしている」と話す店主の原田寛司さん。

 また、原田さん自身も“コンテンツメーカー”として動く。



 昨年は空き店舗を活用したお化け屋敷を企画し、年末年始には自作の木臼を持って県内各地で餅つき大会を開催。今年は、石垣島でのわらじ作りの修行や、ZINEの発行など目標を掲げているそう。

「人生は思ったより短い。やらない後悔よりやった後悔の方がいい。だからこそ、挑戦する人のきっかけをつくり、応援できる人間でありたい」と語る。

 原田さんの好奇心は、今日も街のどこかで新たな循環を生み出している。

スパイスカリー屋・ダラハラ
山口県周南市有楽町28 28番地2

NEXT WAVE SHUNAN


ドリンクスタンド「Suzume Stand」
浜松智也さん
2024年12月、周南市の中央街商 店街にオープン。「山口を飲もう」をコンセプトに、県産素材を使ったオリジ ナルドリンクを提供する。立ち飲み文化を広め、誰もが気軽に立ち寄れる店づくりを大切にしている。



イベント企画会社「ワンオリジン」
中本さん、佐伯さん、仲子さん
周南市を拠点に活動する企画チーム。「山口県に四季折々の花火大会を!」を掲げ、花火と音楽イベントを企画。花火を通じて地域ににぎわいを生み出し、人々が集う場をつくることを目指す。



アーティスト
candela(カンテラ)さん
周南市を拠点に、イラストや音楽、ライブペイントなど多彩な表現に取 り組む。CD ジャケットやフライヤーデザインも手がけ、アートを通じて地域に彩りを加えている。

 


子育てもビジネスも 挑戦し続ける私のスタイル
韓国子ども服「share to shar」 店主・佐保薫子さん

               

 韓国子ども服のセレクトショップ「share to shar(洒落トーシャー)」を運営する佐保薫子さん。

 3 児の母として子育てに奮闘しながら、ポップでカラフルな子ども服やおしゃれなレディース服をそろえ、地域の子育て世代の支持を集めている。

 イベントにも力を入れ、年始に開催した ニューイヤーマルシェは多くの家族連れでにぎわった。




 順風満帆に見えるが、まったくの異業種からの転身で、すべてが手探りだったという。

 出産後、家で働ける仕事を探す中で、「在宅で 5 万円稼げる」という広告につられ、高額な受講料を支払いセミナーを受講。オンラインショップを開設したものの、思うように売れず苦戦した。

「まんまと乗せられたけど(笑)、この経験で仕入れの仕組みを学べたのは大きかった」と振り返る。

 2022 年 5 月に下松市楠木町で実店舗をオープン。



 その後、販路を拡大し、現在は星プラザ内の店舗を拠点に展開している。インスタライブを活用するなど、新たな試みにも挑戦している。

「子どもの習い事の送り迎えなど忙しい毎日だけど、お客さんと話す時間が楽しくて励みになる。
私のように、新しいことに挑戦したい人の背中を押せる存在になれたら」

 佐保さんの挑戦は、これからも続いていく。

share to shar
山口県下松市中央町21−3
ゆめタウン下松星プラザ3階

NEXT WAVE KUDAMATSU


フォトグラファー
毛玉カメラさん
山口県内で活動するフォトグラファー。オーダーメイド撮影を特徴とし、家族や企業の“生 きた証”を楽しい撮影体験とともに残す。プロフィールや家族写真など人物撮影が得意。


管理栄養士
藤田えみこさん
下松市を拠点に活動。「忙しいママでも作れる!」をモ ットーに、オンライン教室や 対面レッスン、料理イベントを開催し、栄養たっぷりの時短作り置き料理を提案する。

 


空想をカタチに、地域を自分ごとに
企業組合「むろづみ空想計画舎」 代表・山本統さん

下段中央・山本統さん

 光市室積で、地域と関わる「入り口」をつくり続けている山本統さん。

 昨年、企業組合「むろづみ空想計画舎」を立ち上げ、移住支援や空き家の活用、アートイベントの企画、そして家族と営む飲食店「木村家」など、さまざまな活動を手がけている。



「地域に関わることって、特別なことじゃなくて、好きな場所で、好きな人と、心地よく暮らすこと。そのきっかけを増やしていきたい」と山本さん。

 昨年12月は、室積の街並みを舞台に「むろづみアートFES」を障がい者アート支援団体「七福art」と開催。 展示やワークショップなどを通じて、街そのものをアートの場として活用した。



 今年は新たに「むろづみではなそう」シリーズを企画し、文化やアートをテーマに、地域の人や訪れる人が自由に対話できる場をつくる。

 また、野天の桟敷を活用したイベント企画や遊歩道の整備、民泊の運営、コワーキングスペースの開設なども進行中。「移住はただの引っ越しじゃなく、地域と関わること。訪れる人も、地元の人も、みんなが心地よく関われる街になれば」と展望を語る。
 

企業組合むろづみ空想計画舎
山口県光市室積7丁目9−3

NEXT WAVE HIKARI


WEB 制作会社勤務
河内菜々子さん
2022 年、東京から光市へ家族で移住。リモートワークで仕事を続けながら、むろづみ空想計画舎の活動 にも携わる。室積エリアのまちづくりに関わり、地域の魅力を伝えるデザインや企画を手がける。



民間学童ケセラセラ
沖津秀一郎さん
2025年4月、光市室積に「ケセ ラセラ」を開校。中学校教諭や広 告営業の経験を生かし、子どもが安心して学び、遊べる環境を提供。 地域とのつながりや体験活動を大切にした運営を行う。

 


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