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徳山駅近くの居酒屋「まるとく」 屋台時代と合わせ43年、惜しまれつつ閉店

店主の河本美智子さん 

店主の河本美智子さん 

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 JR徳山駅近くの「大衆酒場屋台まるとく」(周南市みなみ銀座1)が2月25日、閉店した。

「大衆酒場屋台まるとく」店舗外観

 徳山駅近くにあるみずほ銀行徳山支店前で39年間にわたり屋台で営業してきた同店。2017(平成29)年1月からは駅前広場の整備に伴い、みなみ銀座商店街の入り口近くのテナントに移転し営業を続けてきた。カウンター越しにスタッフと会話を楽しむスタイルで、ラーメンやおでん、鉄板焼き、焼き鳥などを提供してきた。昨年からの新型コロナウイルスの影響で客足も鈍り、テーブル席を置く店舗一部を閉じて営業を続けていた。

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 店主の河本美智子さんは現在88歳。河本さんは「今年になり、周南でもコロナ感染が増えてきた。お客さまにうつすわけにはいかないと思い閉店を決めた」と話す。

 営業最終日となったこの日、多くの常連客らが来店。河本さんらと思い出話に花を咲かせつつも、時折涙を見せながら閉店を惜しんでいた。

 河本さんは「屋台時代を合わせ約43年。とてもさみしいが、これまで支えてくれたお客さまに感謝したい」と話す。