国税電子申告・納税システム「e-Tax」のPRイベントが2月4日、女子実業団バドミントンチーム「ACT SAIKYO」の専用体育館「ACTアリーナ」(周南市栗屋)で行われた。
自宅のスマートフォンやタブレットで確定申告できるe-Taxの利便性をアピールし、確定申告会場での混雑緩和、新型コロナウイルスの感染リスクの軽減につなげようと山口・徳山税務署が主催した。
この日、タブレットを使って確定申告書の作成体験を行ったのは、ACT SAIKYOに所属し、今年1月にバドミントン日本B代表に選出された斎藤栞選手(女子シングルス)・夏選手(混合ダブルス)姉妹。
姉の栞選手は「昨年からをe-Taxを使っているが、画面の指示に従って入力するだけでなのでとても便利」と話し、初めて書類作成を体験した妹の夏選手は「とても簡単だった。スマホをお持ちの方は、コロナウイルス感染リスクを下げるためにもe-Taxを使ってほしい」と呼び掛けた。
山口税務署担当者は「昨年、山口県内の確定申告件数約24万件に対し、自宅からe-Taxを使って申告した件数5万9000件。今年はさらに自宅からの申告者を伸ばしていきたい」と話す。確定申告は2月16日から始まる。今月2日には、緊急事態宣言の期間延長に伴い、確定申告の期限は4月15日まで延長する。