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周南市美術博物館でグループ展 現代アートの醍醐味、読み説く楽しさを

左から高下正明さん、西尾司さん、楊井朋子さん

左から高下正明さん、西尾司さん、楊井朋子さん

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 周南市美術博物館(周南市花畠町、TEL 0834-22-8880)で2月24日から、周南美術連盟所属の現代アート作家4人によるグループ展「コンタンポラン」が開かれる。

高下正明さんの映像作品「mandara」

 フランス語で「同時代人」を意味する「コンタンポラン」。展覧会を企画し、自らも映像作品を展示する同連盟会長の高下正明さんが「例えば小学生でも参加できるような、年代や性別をくくったりせず、現代アートを面白いと思える同時代人たちが参加できる展覧会にしたい」と名付けた

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 今回のグループ展では、制作テーマに「有機性」や「生命感」「抽象・隠喩(いんゆ)」など同じ指向性を持つ現代アート作家の作品を集める。その作品をスポットライトやLED、映像などのライティングで演出し、「観客のイマジネーションに強く働き掛ける」会場を作る。

 高下さんは、自然や音、言葉などから受けるインスピレーションをCG映像で表現する。楊井朋子さんは、誕生や細胞を群体で表現するなど生命をテーマに作品を作る現代陶芸作家。西尾司さんは生き物の死がいなどからできる化石燃料を原料とする生活用品や廃材を組み合わせ、元の生き物の形に表現するジャンクアートを作る。昨年、やまぐち新進アーティスト大賞を受賞した山口功さんは「殻で自らを守りながら、それでも外部とつながること」をテーマに平面や半立体で表現する。

 25日は14時から4人によるトークセッション「わたしたちのめざすモノ」が開かれる。高下さんは「作家のコンセプトやどのような考え方で作っているのかを読み解く楽しさ、現代美術の醍醐味(だいごみ)に触れてほしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は9時30分~19時(初日は13時~、最終日は16時まで)。入場無料。今月26日まで。

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