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光市のNPO法人が手話ダンス動画配信 ダンスを通じて手話を身近に

「手話ダンス動画」をPRする佐々木さん

「手話ダンス動画」をPRする佐々木さん

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 光市のNPO法人「NO BORDER」が制作した手話ダンス動画が5月5日から、ユーチューブでオンライン配信されている。

ダンサー・北村さんによる手話ダンス動画

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 同NPO法人は、キッズダンス教室「N-Dance moving」を主宰する松本奈津美さんらが昨年8月、子どもや障がい者の健全育成を目的に設立。詩を手話で表現する「手話ポエム」に感銘を受けた松本さんが、手話の素晴らしさを歌やダンスを通して広めたいと同プロジェクトを立ち上げた。

 手話ダンスのために制作したオリジナルソング「やさしさのつながる場所」は昨年10月、山口県民の人柄や家族愛・地域愛をテーマにメッセージを募集し、集まったエピソードを基に、同NPO法人の佐々木淳志さんらが作詞した。

 振り付けは、手話ダンスパフォーマーの北村仁さんに依頼。北村さんは、ストリートダンスに手話を取り入れた「手話UD(ユニバーサルデザイン)ダンス」を全国に広めるツアー活動などをしている。

 同法人の公式ユーチューブチャンネルでは、北村さんの手話ダンス動画のほか、作曲を担当したシンガー・ソングライターのSAKY(サキー)さんによるミュージックビデオ、手話通訳・手話パフォーマーのコンビ「ケーマトーマ」による解説動画なども配信されている。

 佐々木さんは「お家で気軽に動画を見て、踊って、手話を知ってもらうきっかけになれば。境界線を越えた出会いは新しい自分との出会いにもつながる。教材として、小中学校の総合学習や体育などで活用してもらえたら」と呼び掛ける。

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