自然食品店兼テークアウトコーヒー店「One grain(ワングレイン)」(光市室積7)が5月31日、光市の御手洗湾沿いにオープンした。
店主の横田美帆さんは、結婚を機に福岡市から光市室積に移住した。これまで介護職に携わっていたが、体調を崩し退職。子どもの食事や自身の体調改善のため、自然食品を選ぶようになった。仕事や育児で忙しい人も取り入れやすい自然食品の店があればと、出店を決意した。
店は元漁師小屋を改装したというログハウス風の店構えが特徴。大きな窓からは御手洗湾が一望でき、デッキスペース周辺にはバラが植栽されている。店内では、乾麺やレトルト食品、調味料などの自然食品や雑貨、手作り作家による作品などをそろえるほか、オーガニックコーヒーをテークアウトで販売する。
商品は有機野菜を使った自然食品をはじめ、添加物を極力使っていないものをセレクト。トマトスープやパスタソース、スパイス、玄米ポタージュ、ベジタブルレトルトカレー、離乳食、ノンフライ麺、ワインやフルーツジュースに混ぜて作る「自家製サングリアの素」などをそろえる。
雑貨は、山口市産の麦わらを使ったモビール・ヒンメリや海をモチーフにしたレジンアート雑貨、ひもを編み込んだマクラメのタペストリーやアクセサリー、刺し子布小物、キャンドル、カゴバックなどを用意する。
テークアウトは、自家焙煎(ばいせん)したオーガニックコーヒー豆を使ったコーヒーメニューを用意。ホットコーヒー(400円)や、ホットカプチーノ、ホットカフェラテ、アイスコーヒー(以上450円)、アイスカフェラテ(500円)。
横田さんは「簡単に調理でき、体にもいい食品を取りそろえているので、気軽に利用してほしい。ロケーションがいい場所なので、散歩がてら立ち寄ってもらえたら」と呼び掛ける。
営業時間は10時~15時30分。水曜、木曜定休。