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徳山動物園・春に生まれたフンボルトペンギンのヒナ成長中 SNSで愛称募集

生後61日目のフンボルトペンギンのヒナ(周南市徳山動物園撮影)

生後61日目のフンボルトペンギンのヒナ(周南市徳山動物園撮影)

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 徳山動物園(周南市徳山、TEL 0834-22-8640)が現在、フンボルトペンギンのヒナの愛称を募集している。

生後5日目のフンボルトペンギンのヒナ

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 ヒナは4月7日、フンボルトペンギンの雄親「ひらかわ」と雌親「ショカ」の間に初めて生まれた。誕生時の体重は約85グラム。生後71日目を迎える現在、体重3280グラムまで成長している。性別は不明。ヒナは5月下旬から一般公開しており、巣箱の近くで親と過ごす姿を見ることができる。

 ヒナの愛称募集は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、園内での紙による投票は行わず、同園の公式ツイッターのアンケート機能を使い、事前に用意した「たけのこ」「うらら」「サワラ」「ハルヒ」の中から投票で選ぶ。

 フンボルトペンギンは、チリやペルーの海岸に生息し、エサは主にイワシなどの魚を食べる。徳山動物園では、1960(昭和35)年から飼育を始め現在10羽を飼育。これまで71羽のヒナがふ化し、今回のヒナは33羽目になるという。

 担当飼育員の河野真代さんは「現在グレーのフワフワした毛が抜け始めている。来年夏の換羽期(かんうき)には大人の羽が生えそろい、泳げるようになる」と話す。

 「羽根が抜けはじめ、おなかの斑点が見えてきた。岩肌と同じ色をしているので見つけにくいと思うが、目を凝らして愛らしい姿を見に来ていただけたら」と呼び掛ける。

 愛称募集は6月25日まで。愛称発表は6月26日。展示場前に掲示するほか、SNSや同園ホームページでも知らせる予定。

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