熱気球に乗り周南の工場夜景を眺める体験イベント「そらから魅(み)る超絶景」が11月20日、晴海親水公園(周南市晴海町)で始まった。
日本夜景遺産にも認定されている晴海親水公園から見る工場夜景。熱気球と地上のアンカーをロープでつなぎ、最大で30メートルまで浮上し、約5分間のフライトを楽しんだ。初日の20日は28組約150人が参加。工場夜景と熱気球のコラボレーションを一目見ようとする家族連れや写真愛好者らでにぎわった。
同イベントは山口県が進める観光キャンペーン「YAMAGUCHI MAGIC!」の一環。熱気球に乗り普段とは違う「絶景」を楽しんでもらおうと企画したイベント。2019年から始まり、これまで美祢市の秋吉台や萩市の萩城下町などでも行ってきた。周南での夜間フライトは同イベントが初めてとなる。
参加者は「気球に乗れてうれしい。いつもより工場夜景がキラキラしてみえた。また乗ってみたい」と話す。撮影に訪れていた人は「ダイナミックな写真が撮れた。工場夜景と気球のコラボはなかなか見られないのでうれしい」と笑顔を見せていた。