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下松で英国向け高速鉄道車両の昼間陸送イベント 3万人の観客で賑わう

下松で英国向け高速鉄道車両の昼間陸送イベント 3万人の観客で賑わう

英国向け高速鉄道車両の昼間陸送。3万人の観客でにぎわう

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 下松市で3月5日、日立製作所笠戸事業所が製造する英国向け高速鉄道車両の昼間陸送イベントを開催した。

3万人が見守る中、高速鉄道車両を輸送する様子(動画ニュース)

 通常は深夜に行う鉄道車両輸送を「ものづくりのまち くだまつ」をアピールするため下松市が日立製作所協力の下、昼間陸送イベントとして開催、沿道には3万人の観客が訪れた。

 同事業所では英国運輸省の都市間高速鉄道計画(IEP:Intercity Express Programme)向け車両Class800シリーズ866両を受注。IEP事業として、76両の完成車両と車両ボディ、台車など主要部分790両を同事業所で製造する。2018年まで続く。

 全長約25メートルの先頭車両1両を載せた専用トレーラーは同事業所を14時に出発。国道188号線を経由し、県道366号線を直進。第2公共ふ頭入り口交差点を左折し、下松市第2公共岸壁前までの約4キロの道のりを40分掛けて移動した。

 14時30分ごろ、車体は深緑色、鼻先部分の黄色が特徴的な同車両を載せた専用トレーラーが、下松市市民運動場近くに設けられた観覧エリアに到着。交差点をスピードを緩めながらスムーズに左折する様子に、多くの家族連れや鉄道ファンから大きな歓声があがった。

 鉄道ファンの子どものために広島から訪れた家族連れは「鉄道車両が道路を走っている様子がとても不思議な感じ。想像以上に大きく迫力があった」と話す。鉄道ファンは「こんな間近で見ることのできるイベントは滅多にない。是非また開催して欲しい」と興奮しながら話した。

 今回のイベントを発案した國井益雄下松市長は「多くの人に、鉄道発祥の地イギリスを走る鉄道車両がここ下松で製造されているということを知ってもらえた。子ども達には『ものづくりの街 くだまつ』を誇りに思って欲しい」と話した。

 今回陸送した車両を含む17両は3月20日に船積みされ、出航。シンガポール海峡、スエズ運河を通り、約2カ月かけて英国まで海上輸送する。

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