24時間営業の会員制のジム「エニタイムフィットネス」(周南市南浦山町、0834-34-1220)が12月1日、徳山病院の敷地内にオープンする。運営は、国内でフランチャイズ展開する「ファストフィットネスジャパン」(東京都)。
2002(平成14)年に「マシンジム特化型」としてアメリカで発祥し、現在世界28カ国に4900店舗以上、国内では950店舗以上を展開する同ジム。徳山病院店ではこれまでのサービスに加え、初の試みとして、同病院と連携し「地域ヘルスケアプログラム」を提供する。
同プログラムは、健康診断後の運動状況など把握・管理する方法を模索していた徳山病院・高山成吉理事長の相談をきっかけに実現。BMIや腹囲などの診断結果に基づき、トレーニングメニューを作成、提案する。
病院に併設する同施設の広さは約360平方メートル。有酸素マシンやウエートスタックなどのマシン45台を備える。更衣室やドレッサー、シャワールーム3部屋なども用意する。
「ファストフィットネスジャパン」の土屋敦之社長は「フィットネスに行くことが特別なことではなく、日常となるような環境を整えていきたい。このプログラムを通して、周南エリアをはじめとした地域の健康増進に貢献していきたい」と話す。高山理事長は「地域の健康をサポートする医療機関とフィットネスジムが連携することで、一人でも多くの人に運動を始め続けるきっかけになれば」と意気込む。
24時間営業で、スタッフは1日9時間(10時~19時)常駐する。入店時は専用セキュリティーキーを使う。月額利用料は、地域ヘルスケアプログラム会員=3,300円、通常会員=7,480円。