「くだまつ健康パーク」（下松市平田、TEL 0833-45-0232）が11月20日、2シーズンぶりとなるスケートリンクの営業を始めた。

フィギュアスケート選手育成コースの選手ら

　山口県内唯一のスケートリンクとして中高生や家族連れ、子ども会などが訪れる同施設。温浴施設「くだまつ健康パーク」に併設され、夏期はレジャープール、冬期はスケートリンクとして営業する。昨シーズンは新型コロナウイルスの影響で休業となっていたが、今年は感染予防対策の一環として、密を避けるためにホームページでの事前予約制を導入し営業する。

　一般営業時間の終了後は、フィギュアスケート教室やアイスホッケーのスポーツ少年団や大学生、社会人チームに、練習の場として貸し出している。

　毎週火曜にフィギュアスケート教室を開いているのが「山口スケーティングクラブ」。シーズン3回目となった11月30日の練習には、幼稚園児から高校生まで15人が参加。初心者コースと選手育成コースに分かれ、楽しそうにスケーティングを習う様子や大会に向けて熱心に基礎練習を繰り返す様子が見られた。

　先週末、香川県で行われた大会で優勝した徳山小学校4年生の山本凛花さんは「いつも広島まで通っているが、ここのスケートリンクのおかげで、大会前に集中して練習することができた。2月の大会に向けて頑張って練習したい」と意気込む。

　一般営業は、平日＝11時～17時、土曜・日曜・祝日1部＝10時～13時、2部＝14時～17時（2部入れ替え制）。木曜定休（冬・春休み期間は営業）。入場料は、大人＝1,100円、中高生＝880円、小学生＝660円、幼児（3歳以上）＝330円。見学のみ＝440円。貸し靴代として別途550円が必要。