ゆめタウン下松(下松市中央町)海の広場で12月5日、下松市公式マスコットキャラクター「くだまる」のテーマソング「くだまるのうた」完成披露会が行われた。
下松市と市観光協会による共同事業の一環。コロナ禍の中、子どもたちに楽しく体を動かしてもらい、明るく元気な気持ちになってもらおうと企画した。「くだまるのうた」の曲、ダンス、メインビジュアルはそれぞれ、下松市を拠点に活動する女性アーティスト3人が担当した。
作詞作曲は、シンガー・ソングライターでくだまつ観光大使のMIKKO(ミッコ)さんが担当。くだまるとの出会いや市内の見どころを歌詞に取り入れ、明るくポップな曲調に仕上げた。ダンスの振り付けは、ヨシムラダンスセンター(下松市大手町2)を主宰する礼(あや)よしむらさんが担当した。「絆」の文字と「くだまつ」にちなんだメッセージで作るメインビジュアルは、書アーティストの「雅宵(がしょう)」さんが担当した。
「くだまるのうた」一般初披露のこの日は、ゆめタウン下松リニューアルオープン後初の週末とあって、多くの買い物客でにぎわいを見せた。会場では、MIKKOさんの歌に合わせ、ヨシムラダンスセンターの生徒たちで作る「くだまるフレンズ」がダンスを披露した。その後は、簡易的な振り付けで体操の要素を取り入れたリフレッシュバージョンを会場の観客と一緒に踊った。
曲やダンスを収めたDVDを市内幼稚園や保育園に、メインビジュアルを使った缶バッジを市内小中学校に配布する。ダンスや体操を収録した動画は、下松商工会議所公式ユーチューブで配信する。
下松観光協会の柴田博子さんは「子どもからお年寄りまで楽しく踊ってもらい、地元下松やくだまるに愛着を持ってほしい」と話す。