地元高校生を対象としたトレイルランセミナーが12月18日、下松市笠戸島で開かれた。主催は下松市観光協会。
セミナーは、毎年2月に「くだまつ笠戸島アイランドトレイル」を開催する地元下松市からトレランのトップアスリートを輩出したいと企画した。講師は、同大会プロデューサーでプロトレイルランナーの奥宮俊祐さん。
参加した下松高校陸上部と下松工業高校登山部の生徒ら16人。奥宮さんから楽に坂道を走る方法やケガしにくいフォームなど、大会の一部コースを走りながら指導を受けた。
下松高校2年生の山本創史さんは「山を走るのは初めて。学んだことを生かして、大会にも参加してみたい」、下松工業高校2年生の浜辺隼さんは「今日学んだフォームをしっかり意識することで、少しでも早く山を登れるようになりたい」と話した。
奥宮さんは「トレイルランはまだまだ選手層も薄く、若い生徒たちにはチャンスがある。このセミナーをきっかけに、身近にある笠戸島の魅力とトレイルランの楽しさを知ってもらい、どんどんチャレンジしてほしい」と話す。