全日本総合バドミントン選手権大会混合ダブルスで初優勝を飾った斎藤夏選手(ACT SAIKYO所属)が1月24日、國井益雄下松市長を表敬訪問し喜びを語った。
昨年12月24日から12月30日まで東京都調布市で開催された同大会。斎藤選手は、高校時代からペアを組む緑川大輝選手(早稲田大学所属)と出場。海外遠征していた日本A代表選手たちが、新型コロナウイルス変異株水際対策強化の影響で大会を欠場する中、日本B代表の緑川・斎藤ペアは、安定したプレーでトーナメントを勝ち進んだ。準決勝では1ゲームを失う場面もあったが、得意のコンビネーションプレーでリズムを取り戻して勝利。決勝戦では序盤から相手ペアを圧倒し、ストレート勝ちで初優勝を飾った。同大会での優勝は、山口県初の快挙。
斎藤選手はこの日、同大会混成ダブルスで市川和洋選手(ジェイテクト所属)とペアを組み3位となった加藤美幸選手とともに下松市役所を訪問。斎藤選手は大会を振り返り、「A代表がいない今回の大会は、自分たちが勝たなければいけないというプレッシャーがあったが、優勝できてとてもうれしい。一戦一戦を大切に、世界ランキングを上げてA代表に選出されるよう頑張りたい」と話した。加藤選手は「ペア初結成ながら3位となれてうれしい。この結果を自信に、ACT SAIKYOとして次につなげていきたい」と話した。
国井市長は「次のSJリーグでは、悲願のトップ4、さらなる上を勝ち取ってほしい。またうれしい報告を待っている」とエールを送った。