とらふぐ料理専門店「栄ふく」(周南市櫛ヶ浜東浦、TEL 0834-25-0575)が現在、2月9日「ふくの日」に合わせて宅配用セットの販売企画を行っている。
「フグはえ縄漁発祥の地」と伝わる周南市で、約60年にわたりトラフグの加工・卸売業を手掛ける「青木商店」が運営する同店。宅配用ふぐ料理セットを特別価格で販売する「ふくの日」企画は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける中、今年初の試みとして行う。
2月9日~13日の5日間、配送・引き渡しを行う「とらふぐのフルコース4人前」を1万1,500円(通常1万6,500円)で販売する。送料込みの金額で、店頭渡しも同額。セット内容は、青磁皿に盛ったとらふぐ刺し身(180グラム)と、とらふぐ皮ゆびき(200グラム)、ちり鍋、からあげ用のとらふぐアラ(300グラム)、レモン、自家製ポン酢、ネギ、もみじおろし。
各日50セット限定を用意し、購入は1人2セットまで。店頭渡しは受け取り日の2日前まで、宅配は到着希望日の5日前までに要予約。「栄ふく」の電話とホームページで受け付ける。
青木幸喜社長は「厚めに引いたふぐ刺しは、歯応えとともに、ふぐが持つ本来のおいしさを楽しむことができる。オミクロン株のまん延もあり、料理店は1月頭からキャンセルが相次いでいるが、多くのお客さまに旬のふぐを味わってほしい」と呼び掛ける。