冠山総合公園(光市室積村、TEL 0833-74-3311)で4月16日、「ぼたん祭」が始まる。
冠山総合公園内、日本庭園の一角にある東屋周辺の広場には20種、約400株のボタンが植えられ、毎年見頃を迎える4月中旬から下旬にかけて「ぼたん祭」が開催される。15回目を迎える今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ステージイベント、スタンプラリーなどは行わず、規模を縮小し開催する。
17日は11時と14時、各回先着25人が参加できる「春の苗木くじ」(1回=600円)や、ロープなど器具を使って木に登る「ツリークライミング体験会」(参加料、小学生=800円、中学生以上=1,500円)を行う。
期間中の毎週末、研修室で花の展示会を開いており、「日本サクラソウ展」(16日・17日)、「春の山野草展」(23日・24日)、「エビネ展」(28日・29日)を行う。
4月15日現在、10本弱のボタンが開花。「入江の華」「珊瑚海」「島錦」などが、赤やピンク色の大輪の花を咲かせている。
同園管理事務所の津野千恵さんは「今年は開花が遅く、見頃はこれから。天気が続けばどんどん咲いていくので、天気のいい日を狙って足を運んでほしい。ゴージャスな花姿から『百花の王』といわれるボタン。色とりどりに咲くボタンの競演を楽しんでもらえたら」と呼びかける
開園時間は9時~17時。入園無料。4月29日まで(27日は休園)。ツリークライミング体験会=12時30分~、14時~(各回8人まで)。