2023年12月のグランドオープンを予定する徳山駅前商業施設の出店者募集説明会が5月25日、徳山駅前賑（にぎ）わい交流施設で開かれた。主催は同施設を管理するパークタウン商業運営（周南市栄町2）。

再開発エリアイメージパース

　徳山駅前のみなみ銀座商店街と銀座商店街の一部、約1万2000平方メートルを再開発し、徳山商工会議所やオフィスが入る駅前棟、屋上に駐車場を備える商業棟、117室・12階建てのホテル棟、100戸18階建て住居棟などを建設する。グランドオープンは2023年12月を予定。

　説明会で、商業エリアの名称を「徳山DECK（デッキ）」と発表。「ウエルカム（ようこそ）ウエルネス（健康）」をコンセプトに、食品スーパーやライフスタイルショップを核テナントとした全26区の出店者を募集する。飲食店や生活雑貨店、トレーニングスタジオ、グリーンショップなどの店舗構成を想定。出店に関わる条件や募集の流れを説明し、一緒に地域を盛り上げてくれる熱意ある事業者の参加を呼びかけた。

　説明会に県内外から、飲食店やアパレルなどオンラインを含め50社が出席。出店を検討する男性は「駅に直結だけでなく、マンションやホテルと併設することに期待ができる。わくわくできる徳山が戻ってきそう」と話した。

　出店は6月末をめどに受け付ける。