西日本学生春季リーグ戦で優勝した周南公立大学レスリング部の選手らが6月27日、周南市役所を訪れ、藤井律子市長に喜びを報告した。
同大会は、西日本最高位の大学レスリング団体戦で、1部リーグに所属する8大学が争うリーグ戦。各予選リーグを1位で突破した周南公立大学と近畿大学が優勝決定戦を戦い、4対3で周南公立大学が勝利した。同大学の優勝は、7年ぶりの優勝を果たした昨年の秋季大会に続き2季連続で20回目。徳山大学から周南公立大学に変わり初の栄誉となった。国公立大の優勝は、東西リーグ戦を通じて初めて。
市役所を訪問したのは同大学レスリング部の守田泰弘監督と、同大会に出場した4年の吉田省吾選手と井上海星選手、2年の権田龍選手の4人。守田監督は「大学名が変わり、新体制となって初めての試合。けがを乗り越えての優勝に、去年とは違った記憶に残る大会となった」と報告。藤井市長は「優勝カップには、徳山大学と周南公立大学のリボンが結ばれている。昨年に引き続いての偉業、おめでとうございます。体調に気を付けながら次の大会も頑張ってほしい」とエールを送った。
今年4月に開催されたJOCジュニアオリンピックカップ(U-20・個人戦)で準優勝した権田選手は、7月2日からバーレーンで開催されるアジアジュニアオリンピックカップへの出場を報告。権田選手は「選考大会の決勝で負けてしまったが、その悔しさをアジア大会でぶつけていきたい。得意の攻めるレスリングで少しでも上を狙っていきたい」と意気込んだ。