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周南・徳山下松港をマイクラで再現 小学生20人が仮想空間に船や施設を制作

巨大スクリーンの前で参加者による集合写真

巨大スクリーンの前で参加者による集合写真

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 周南市内小学生らでつくる「周南マイクラ部」が7月30日、仮想空間に徳山下松港を再現した。

マイクラの仮想空間に再現された徳山下松港

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 3D創作ゲーム「マインクラフト」を使って仮想空間に自分たちの街を作ることで、オンライン上で共同作業するマルチプレーの楽しさや街への愛着を広めたいと同実行委員会が企画した。開港100周年を迎えた徳山下松港の記念協賛事業として、同港が一望できるトクヤマ海陸運送(周南市徳山港町2)ハーバープラザ4階の研修室で開催された。

 午前午後に分かれ、周南エリアの小学生計20人が参加。トクヤマ海陸運送の社員から同港の役割や仕事内容を学んだ後、仮想空間にアクセスし、コンビナートやコンテナ船、フェリー、笠戸大橋、フィッシングパークなど港に関連する施設をそれぞれ手分けして制作した。

 会場の巨大スクリーンに映し出されたゲーム画面に喜ぶ様子や、操舵室付きの展望室から双眼鏡でフェリーを確認しながら制作する親子の姿も見られた。

 参加した藤川のあさんは「港のことはあまり知らなかったけど、実際作ってみたり、他の人の作ったものを見たりして、いろいろなものがあると知った」と話し、山本理人さんは「みんな上手でとても参考になった。行ったことない所が多かったので実際に行ってみたいという楽しみができた。働きたいと思った」と笑顔を見せた。

 イベント終了後は夏休み期間をかけ制作し、完成後ユーチューブチャンネル「周南マイクラ部」で公開する。

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