カフェ店「こむぎさんちの隠れ家」(下松市桜町3、TEL 0833-58-0480)が9月28日、雑貨店「Hutte(ヒュッテ)」が入居する長屋の一室にオープンする。
店主は、周南市中心市街地のPH通り近くでパン店「こむぎさんちのパン」を営む土井政あゆみさん。パン屋をオープンした当初から、白米やおかずなどの「ご飯」が楽しめるカフェの出店を構想していたところ、以前から交流のあったヒュッテが入居する長屋に空きがあることを知り、出店に至った。
店舗面積は約10平方メートル。席数は8席。築50年以上になる長屋の一室を改装。ブルーグレーを基調とした内装に仕上げた。コンセプトは「みんなの隠れ家」。土井政さんによると長屋の趣を生かし、新しさを取り入れながら日本の良さを再確認できる店を目指したという。店内入り口では「こむぎさんちのパン」のパンやスコーンなどを販売する。
メニューは、トースト(270円)、日替わりランチとテイクアウトのお弁当(以上、800円)など。プレオープンのこの日は、日替わりランチのおかずに、牛肉のしぐれ煮、切り干し大根の甘酢漬け、ちりめん山椒(さんしょう)、温泉卵とジュレなどを用意した。隔週日曜日は朝ごはんも提供する。
ドリンクメニューは、コーヒー、カフェオレ(以上、450円)、自家製シロップのサイダー、エルダーフラワーとリンゴのサイダー(以上、400円)、アイスティー(300円)などを用意する。
土井政さんは「一人で来店した人も落ち着いて過ごせるよう、書斎をイメージした席も用意した。選りすぐりの本もそろえているので手に取ってもらえれば。今後は朝ごはんのメニューも展開していきたい」と話す。
営業時間は11時30分~16時。月曜・金曜・隔週日曜定休(不定休あり。インスタグラムで告知する)。