周南市みなみ銀座のまちあい徳山(周南市みなみ銀座1)コミュニティースペースで4月10日、「Google相談会」が開かれた。主催は地図・位置情報サービス会社「ゴーガ」(東京都渋谷区)。
周南市出身で「ゴーガ」社長の小山文彦さんが、グーグル社が提案するさまざまなサービスや新しい製品について知ってもらい、仕事や暮らしで役立てほしいと企画した同会。
周南地域でグーグル社のサービスをサポートしている企業ら5社に呼び掛け、合同で開催した。参加企業は、「かおるシステムコンサルタント」(周南市)、「ふじたプリント社」(周南市)、「ライズフィールド」(光市)、「クラウドエース」(東京都)、「電算システム」(岐阜県)。
相談会には、ビジネスマンやシステムエンジニア、自治体職員や学生など約50人が参加。会場ではユーチューブやグーグルマップなど、普段生活で活用するサービスから、ビジネス用のメールやの機能クラウド型グループウェア「G Suite」や、会話型AIを搭載した「Google Home」、スマートフォンでバーチャルリアリティー映像を提供する「Google Daydream View」など日本未発売の製品も紹介された。
グーグル社の地図開発パートナー認定企業でもある「ゴーガ」社では、「Google Earth VR」を使ったバーチャルリアリティー体験ブースを設置し、参加者がヘッドマウントディスプレイを装着し手足を動かしながら、マンハッタンや東京の街並みを散策したり、東京タワーの上からの視点で景色を眺めたり、仮想空間を楽しんでいた。
小山さんは「今日のイベントは、さまざまな年代や職種、多くの人に参加していただき、楽しみながらグーグルの持つ多様なサービスを体験してもらった。周南はまだまだIT化の余地があると思う。山口県内にも面白いアイデアを持って活動している人や企業も多いので、新しい技術やサービスを活用しながら、一緒に地域を盛り上げていければ」と話す。