学ぶ・知る

周南・遠石八幡宮で「御煤納」 すすを払い清めて新年準備

斎竹を手に本殿のすすを払う神職たち

斎竹を手に本殿のすすを払う神職たち

  • 17

  •  

 遠石八幡宮(周南市遠石)で12月9日、1年間にたまったほこりやすすを払い清める「御煤納(おすすおさめ)」が行われた。

大絵馬が掲げられた本殿のすすを払う神職

[広告]

 年末の恒例行事となっている「御煤納」。同神社の本殿で、おはらいを受けた白装束の神職4人が、境内の竹で作った約4メートルの「斎竹(いみだけ)」を使い、天井などにたまったほこりやすすを払った。

 黒神直大宮司は「御煤納はほこりだけでなく、そこにたまった厄や穢(けが)れをおはらいし、新年を迎える準備を行う行事。正月はすがすがしい気持ちで迎えたいというのが皆さんの思いだと思う。来年はうさぎ年なので飛躍の年になるよう願いながら、正月準備を進めたい」と話す。

 同神社では12月11日、注連縄(しめなわ)の掛け替えを行う。12月16日からは、初詣の混雑を避けるため「幸先詣(さいさきもうで)」として、新年のお札やお守り、縁起物の授与を始める。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース