正月飾りの競売が12月23日、周南市地方卸売市場(周南市鼓海1)で行われた。
取引されたのは、市内外の生産者約20人による輪飾りや鏡餅に敷くウラジロやユズリハなどの縁起物の正月飾り。
14時からの競売には仲卸業者や小売業者、約20社が参加した。鐘の音を合図に競りが始まり、競り人の威勢のいいかけ声で次々と買受人が競り落とした。
需要が下がり平均で2~3割値下がりしたが、昨年並みの出荷量となった。
徳山青果の松田翔大さんは「生産者が心を込めて作っている。縁起の良い正月飾りを玄関に飾って新年を迎えていただければ」と話す。
この日競り落とされた正月飾りは、早ければ24日からスーパーや生花店などにお目見えする。