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周南で公共交通情報誌創刊 バスや電車通じ新たな町の魅力発見へ

完成した「notta!」を持つ松尾さん

完成した「notta!」を持つ松尾さん

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 周南市地域公共交通会議が公共交通情報誌「notta!(ノッタ)」を1月26日、創刊した。

公共交通情報誌「notta!(ノッタ)」

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 周南市やバスや鉄道の交通事業者、市民団体などで運営する同会議がバスや鉄道の利用促進を目的に創刊した。年2回の発行を予定する。乗り物に乗ることにちなみ「notta!」とネーミングし、学生など若い世代に手に取ってもらいやすいよう親しみやすいデザインを心がけたという。

 創刊号では、普段から通学で電車を利用するという周南公立大学1年生の柳さんと山口さんが、バスや電車に乗って市内の飲食店に温かい食べ物を買いに行く様子を掲載。バスと電車を使用する際の店までの道のり、バスの待ち時間が分かるウェブサービス「BUSit(バスイット)」などを紹介する。別ページでは、バスの乗り方が分かりにくいという声を受け写真付きでバスの乗り方を載せるほか、交通ジャーナリストの鈴木文彦さんによるJR岩徳線に関するコラムも掲載した。

 周南市公共交通対策課の松尾紀美子さんは「公共交通利用者や有識者などさまざまな目線を取り入れてみんなで協力し合いながら完成した。車を使う機会が多いが、公共機関でも気軽に出かけられることをたくさんの人に知ってもらい、公共交通を利用するライフスタイルを提案できれば」と話す。

 サイズはA4判で、カラー4ページ。周南市役所や支所、徳山駅前図書館、周南公立大学、市内の中学校・高校などで1万1500部を配布する。掲載内容は周南市公式noteでも公開している。

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