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徳山動物園「サル山に入ってみよう」 解体前に一般開放

サル山のふもとで写真を撮る来園者

サル山のふもとで写真を撮る来園者

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 リニューアル工事が進む徳山動物園(周南市徳山、TEL 0834-22-8640)で2月23日、サル山解体に伴うお別れイベント「サル山に入ってみよう」が行われた。

サル山に登り周りを見渡す子ども

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 1960(昭和35)年の開園当初からある同動物園のサル山。これまでアカゲザルやニホンザルを飼育し、来園者が気軽に餌やり体験できる人気スポットとなっていた。サル山は、2013(平成25)年から始まった大規模リニューアルの一環で解体。周辺をバックヤードとして使用する管理ゾーンに改装する。現在、飼育しているアカゲザル9匹は猛獣舎と旧マレーグマ舎で展示する。

 当日は、サル山を一般開放し、来園者がサル山の麓まで足を踏み入れられるようにした。開始時間の11時前から入場待ちで展示場を囲むように列を作った。サル山の麓は、「ウッキー」というかけ声でサルの真似をして記念撮影をする親子やサル山に登る子どもたちでにぎわいをみせた。

 徳山から訪れた畑中さん家族は「前からよく来ていて、サルにはエサをやったことがあり、パクパク食べてくれた。サル山に入ってみると、サルからも人間がよく見えていたのかなと感じた」と話す。

 26日、3月5日にも開催。11時と13時30分から約1時間にわたり開放する。

 同園職員の中本浩太さんは「サル山の一般開放はこれまでになく、貴重な体験なのでぜひ参加してほしい」と呼びかける。

 開園時間は9時~16時30分。火曜休園。入園料は、大人=600円、学生=300円。

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